【コラム】原点は夢と勇気
- 2025.07.27
「人生が夢をつくのではない。夢が人生を作るのだ。」(大谷翔平)
突然ですが夢はありますか?
夢はあった方がいいですよね。
人生を賭けるような夢、ささやかな夢、自力では叶わぬ夢、努力次第で叶う夢など夢にもいろいろあります。
できれば大きい夢を持つと人生に活力がみなぎりますよね!
ところが年齢を重ねていくにつけ、現実という壁や、残された時間という制約に実現意欲を奪われ、なかなか大きい夢を語れなくなってくるものです。
以前はワクワクしていたはずの夢が、実現する気もなくなりはかない夢になってしまい・・・なんてことも。
そう考えてみると大人が子供に勝てないことって、夢の大きさとか夢の量とかじゃないでしょうか。
夢の多さは若さの特権なのだと思います。
大人がどんなにお金を積んでも、たとえ10億出しても100億出しても若者と同じだけの夢の量を買うことはできないのです。
ということは、若者の抱く夢というものは、そのくらい大きな価値があるということです。
そうは言っても皆が皆夢を持って意識的に行動しているかというとそうでもなく・・・。
これも現実です。
夢を持たない若者は、この特権を行使しないで大人になっていくということで、実に勿体ないなと思います。
まだまだ人生経験や人生の困難を知らない若者の夢、それは未来への希望であり活力です。
大人は子供の夢を応援して、子供が納得するまでやらせてあげることが大事なのかなと思います。
加えて、夢を見ることができるということは、それだけチャンスの数も多くなるということです。
チャンスの多さというのも若者の特権です!
そういう意味でパークサイドバレエスタジオに通っている子たちは幸運だなと思います。
夢中になれることが何もない子が増えている昨今、バレエに夢中になっている姿は美しいですし、一生懸命にレッスンしている姿を見ると心から応援したくなります。
だからどんな状況でもチャンスには貪欲であってほしいと思います。
せっかくのチャンスを棒にふる人を見ると、少しやるせない気持ちになります。
バレエを一生懸命にやっていると、舞台で踊る機会や何かにチャレンジする特別な機会に巡り会うことがあります。
チャンスというものは、みんな公平に与えられるわけではありません。
踊りたくても踊れない役があったり、出たくても出られない舞台やコンクールがあったり、タイミングや技量によって左右されることだってあるのです。
だからチャンスが巡ってきた時に躊躇したりパスする子には、勇気出してチャレンジしようよ!って声を大にして訴えたくなります。
大人の方だって同様です。
大人の人は人生経験の中で、何が大切かをよくわかっていると思います。
勇気、継続する力というのは何事においても大事な要件です。
いつか大きな舞台で踊りたいなと思っていて、そのチャンスが巡ってきたら!?
いつでも夢を持って、チャンスには貪欲に。
できない理由を並べてみても結果はついてきませんから。
チャレンジしたことがある人ならわかりますが、結果を追い求めるよりもプロセスにこだわることで自分としっかり向き合うことができ、ステップアップしていくことができます。
夢が成長の原点であり、勇気や行動力が原動力なのです。
夢とは簡単に実現できないものかもしれません。
だからプロセスが重要です。
基礎の繰り返し。
好奇心と研究心!
ここでバレエを一生懸命やっていたから、ダンサーになれずとも生き生きとして集中力もあり、学校や就活で好印象を残すことができて早々に希望するところに合格したというお話はよく聞きます。
今年の9月には決まっている生徒で新たに3人が海外に留学、就職します。
これからもバレエを通じて人間力の向上に貢献したいです。
私もまだまだ学ぶことをやめませんし、情熱がある限りバレエを仕事にしていくつもりです!
原点は夢と勇気!
一緒に頑張りましょう。