ジュニアSクラス旅立ちの秋
- 2024.09.06
秋は留学生にとっては始まりの季節。
また一人、笑菜がドイツに向けて旅立ちます。
夏休みで帰国して2週間後の発表会参加。
短い期間で男性4人を交えたリハーサルを重ねて見事にオーロラ姫を踊りきりました。
その後はパークサイドバレエスタジオでしっかり基礎固めとコンディショニングの日々。
ワークショップにも参加したりして充実の夏でした。
9月からジョンクランコバレエアカデミーに在籍してプロを目指します。
日本で学んだことを忘れずに、向こうの先生方に一回り成長した姿を見せられたらと願っています。
留学先では、パークサイドバレエスタジオの先生方ほど細かくて理論的な指導はしてくれません。
学んだことをしっかり自分の身体に染み込ませて、アカデミーではアーティスティックな指導をたくさん受けられるようになってほしいです。
習ったことを身につけることって努力とか習慣の賜物なのです。
同じレッスンを受けても実力に差が出るのはなぜだと思いますか?
ただレッスンを受けて納得だけした人と、自分のものなるまで練習した人の差です。
実力をつけるには自分のものにするまでの過程がとても大事です。
自分で研究したり試行錯誤したりすることが成長の原動力になるのです。
そのためにも体力をつけて、集中力が切れない自分を育んでほしいです。
バレエやスポーツをするにあたり、体力と集中力って思った以上に密接なのです。
バレエのスキルってお金を払って手に入るものではありません。
美味しい料理、高い服、高級車などはお金を払えば手に入ります。
でもスキルや上達は自分の努力がないと手に入れることができません。
クラスの中でただその時間そこにいるだけのお客様になってはいけません。
場合によってはそのスキルを身につけるのに何年もかかる場合だってあります。
よくベテランの超一流バレエダンサーが、バレエは一生のテーマだといいますよね。
奥が深いとか。
だからたとえ今が100点でなくてもいいのです。
くどいようですが、日々の積み重ねこそが自分の個性やスキルとなって出来上がってくるものなのですからね。
頑張りましょう!