【コラム】バレエ上達の鍵とは
- 2025.09.14
突然ですが、バレエ上手くなりたいですか?
どのように上手くなりたいですか?
年齢や経験年数やレッスンの頻度などによってスキルも異なり、こうなれたらいいなという目標もそれぞれだと思います。
バレエが上手くなるには、バレエの美しさや芸術性に触れるだけでなく、身体の使い方を科学的に理解し、正しい練習を積み重ねることが重要です。
自己流の見様見真似の努力ではなく、「頭で理解すること」と「継続して取り組むこと」の両方が揃って初めて本当の上達につながります。
「頭で理解する」ことの大切さはほとんどの方は気づいていても、どこに行けば教えてもらえるのか、どの先生がいいか、そして私でもできるだろうかという疑念が湧いてきてなんとなくレッスンを重ねているという感じではないでしょうか。
バレエは「ただ動きを真似る」だけでは限界がある
身体の構造と役割、重心の位置や移動、床の押し方、ターンアウトの仕組みなど多岐にわたることを複合的に理解することで効率的に成長できる
先生のアドバイスを「感覚」で終わらせず、「なぜそうするのか?」を考える習慣を持つ
理解が深まると、セルフチェックもできるようになるし、自主練や舞台上での表現にもつながる
そして皆さんが「継続的」にレッスンすることの重要性もわかっていらっしゃる。
どんなに理解しても、継続しなければ身につかない
小さな進歩でも毎回積み重ねることで、大きな差になる
一度に劇的に上手くなるのではなく「昨日より今日、今日より明日」少しずつ進化する
継続は「習慣化」がポイントで、レッスンに通い続ける環境を作ることが大切
つまり「頭で理解する」ことと「継続」することが合わさることで上達の土台ができるのです。
頭で理解 → レッスンで実践 → 継続する中で体に定着
「知識と感覚の橋渡し」を続けることで、動きに無駄がなくなり美しさが磨かれる
継続が理解を深め、新たな気づきが芽生え、理解が継続を支える、相互作用の関係
昨今は身体作りから解剖学まで、バレエを取り巻く環境は進歩しました。
しかし、それらの知識やトレーニングをどのように活用ししたらいいのか、どのようにバレエに落とし込むかを理解している先生というのは少ないのが現状です。
正しいバレエを身につけるということは、バレエという伝統的様式美を科学しながら身につけていくということだと思います。
バレエ上達の近道は「理解」と「継続」の積み重ねです。
先生から学んだことを頭で整理し、それをコツコツ続けることで、必ず大きな成長が見えてきます。
今の努力が、未来の自信になるのです。
「バレエは努力が美しさへと昇華する芸術です。」
今日の一歩を大切に積み重ねていきましょう。